徐 光仁

様々な経験を積むことができる恵まれた環境が魅力です

徐 光仁

Jyo Akihito

研修医

入社年:研修医(二年目)

研修医の仕事

研修医としての仕事はまず朝出勤して、前日の夕方から夜のうちに入院患者さんに何か変化などがあったかなどの情報収集、そして医師の先生と一緒に回診をします。その際に必要な処置や検査があれば施すという形です。
診療科にもよりますが、手術がある場合は先生と一緒に手術に入ることもあります。カテーテル検査や内視鏡検査などの検査に携わることもありますし、外来患者さんの問診・診察をすることもあります。

一日の仕事内容は毎日同じではなく、その日によって変わる形ですね。その日の患者さんによっても変わりますし、救急外来の当番の日もあります。

研修医としての二年間は診療科をローテートします。一、二か月ごとに様々な診療科を回っていく形です。私は現在その臨床研修の二年目なので、そろそろ進む診療科を決めて来年からの専門研修に望みます。希望する診療科は実はもう決めていて、腹部消化器外科に進みたいと思っています。選択科目の期間が長く自由に決められるので、外科の研修を長めにしました。

私の中ではなんとなく外科の先生はなんでもできるというか、何かあった時にすぐに対応できるというイメージがありました。そういった部分もかっこいいと思いますし、増えている癌患者さんを治すことができる医者になりたいと思っています。

「自分が助られるようになればいいんじゃないか」という思い

私が医師を志したのは小学校三、四年生の頃でした。その頃に小学校の友達が事故で亡くなったんです。その当時は、なんで医者は助けられないんだよって思っていて、医師という仕事に対して嫌なイメージを持っていました。でも、自分が助けられるようになったらいいんじゃないかと考えるようになり、医師を目指すことにしました。
中学生のころに一度違う職業もいいかなと揺れたこともあったんですが、でもやっぱり自分が人を助けられるようになりたいという強い気持ちで戻ってきました。

ちょっと特殊な環境なので医師を目指す方の参考になるかどうかわかりませんが、実は中学高校の六年間は全寮制の学校の医学部進学コースに所属していました。だから自分が凄く勉強したかと言われるとそんなイメージはないんです。周りのみんなが勉強している環境で育ってきたからかもしれません。
一貫して夢というか、目標というか、ずっと追い続けて現在に至ります。

医師という仕事

今は実際に医療の現場で働いていますが、学校で学んできた教科書に書いてあることとは全くの別物だと感じています。当然学んだ知識を使わなければいけないんですけどね。

例えば手術は悪い部分を取ればいいというイメージがあると思うんですけど、じゃあそれをすぐできるのかというとそうではないんです。その手術専門の教科書もありますし、先生が実際に手術している現場を見て技術を盗んだり、覚えたりしないといけません。まだまだできないことや、考えなければならないことはたくさんありますね。

やはりものすごくやりがいがありますね。よく聞くようなお話かもしれませんが、患者さんがよくなってありがとうございますと声をかけて頂いたときは凄く嬉しいですし、この上ないやりがいを感じます。
そして私たちは研修医という、現場のことが何もわからないというところからスタートしているので、成長を感じられたときは嬉しいです。患者さんを診察して、こんな病気なんじゃないかとあたりをつけて治療法を上の先生に相談した時に、よくこの病気を見つけたねと言われたときはちょっと成長できているのかなと思って嬉しくなりました。

研修医にとって恵まれた環境

研修医の所属先はマッチングによって決まるのですが、私は研修先として八戸赤十字病院を希望していました。
マッチングのシステムは、まず見学を申し込んだり、面接を受けたりして、その中から希望を出します。そして病院側からも研修医として来て欲しいとなればマッチングするという形です。

私も色々な病院を見学したのですが、八戸赤十字病院には大学の先輩にあたる先生も多く、その先輩たちからも勧められて見学に来ました。
実際に見学に来てみると先生方も凄く優しく、色々教えてくれました。一つの手技を取ってみても段階的に教えてくれるところも魅力でしたし、緊急外来に携われて経験を積める環境であるというところも大きな魅力に感じました。

実際に働く立場になっても、担当の先生方が寄り添ってくれて、困ったことがないかと優しく接してくれました。先生だけではなく看護師の皆さんも、こんなに優しいんだと感じました。あとは情報担当のスタッフさんだったり、研修担当のスタッフさんもそうですが、何かあればすぐに対応してくれますし、総じて人がいいと思います。

仕事の面でいうと、様々な症状に触れて経験を積めるということが凄いところだと思います。病棟や外来もそうですが、八戸赤十字病院は急患の患者さんも多いです。症状にかかわらずオールマイティに全部診ることができないといけないので、大きな経験となります。
大体の研修医は何でもできるようにならないといけないと思ってます。

あと研修医室があるっていうのもいいことだと思います。八戸赤十字病院は一人ひとりにデスクと椅子があって個人のスペースっていうのが守られているような形です。研修医の環境的にもいいのかなと思いますね。

福利厚生の面でも希望しやすい病院だと思います。有給も取りやすい環境ですし、一般的な病院における福利厚生はだいたい網羅されています。
八戸は家賃の相場は安いようだと思うのですが、家賃補助もしっかりと出るのでだいぶ楽をさせて頂いています。ここが一番助かってますね。

プライベートの時間は八戸の美味しいご飯とお酒を満喫

八戸赤十字病院は基本的に17時に業務が終わるので、その後の時間は自由に使うことができます。勉強したり、家でダラダラしていることもあります。
病院によっては夜に呼ばれることが多かったり、研修医が必ず呼ばれたりという病院もあるそうですが、この病院は当番制になっています。土曜か日曜が仕事になることもありますが、どちらもということはないので、プライベートはある程度保たれていると思います。

プライベートの楽しみは八戸の美味しいものを食べることですね。八戸はご飯もお酒もすごく美味しいので、完全オフの夜は街に出て美味しいご飯を堪能しています。現在は新型コロナウィルスも落ち着いてきたので、そういった時が多いですね。
病院の立地も比較的街に近いというのも好きなポイントです。飲みに行きたいときはすぐに行けますし、ノンアルコールであれば食事をしているときに何かあってもすぐに病院に駆けつけることができますからね。

あとは、見学に来てくれた学生さんを食事に連れて行って、ご飯は美味しいよ、お店が近くにあるよっていうのをアピールしたりもしています。一日見学してもらってつかれていると思うので、ちょっと楽しんでもらえたらいいなと思ったりしています。
私も八戸赤十字病院の皆さんに良くしてもらっていたので、次代に引き継いでいけたらいいですね。

様々な面で働きやすい病院です

繰り返しになるかもしれませんが、八戸赤十字病院は人が良い職場環境だと思います。他の病院がどうなのかわからないのですが、この病院では他部署の方ともコミュニケーションを積極的に取っています。看護師や放射線技師、薬剤師といった他の業種の皆さんに聞けば、わからないことを教えてくれますし、逆に質問を受けることもあります。
そこから徐々に普通の日常会話もするようになっていけるというのはいいことなのかなと思います。

そしてやりたいと思ったことを勉強して、やる気を見せれば医師の先生方は研修医の自分にもチャレンジさせてくれます。否が応でもたくさんの経験を積めるので自分の力はつくと思います。

大学に戻った時には、一段階違うような先生になれるんじゃないかなと思いますので、研修先を探している皆さんにはぜひ来てほしいなと思っています。

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