臨床研修医制度

初期臨床研修医

プログラムの特色及び目標

本プログラムは基幹型研修施設である当施設と協力施設とが連携した研修を設定している。
2年間の研修でプライマリ・ケアに要求される基本的な知識と技術を習得し診療能力を身につける。併せて医師としてふさわしい態度、習慣、倫理を身につけることを目的とする。
初期研修2年間を通し救急医療に従事し、さらに、将来、各診療科での専門医療に対応可能な基本的診療能力を取得することを目標とする。

研修管理委員会

(1)研修管理委員会構成 27名(院内委員10名 院外委員17名)
(2)委員会の役割
   研修プログラムの作成
   委員会は年間2回の定例委員会を開催し、個々の研修医についての評価及び研修に関する
   諸問題を検討する。その他、必要に応じて臨時の委員会や、小委員会を開催する。
(3)毎月1回研修医カンファレンスを行い研修の内容、学習方法を学ぶ。
   また、研修医の意見や要望を取り入れる。
(4)研修プログラム
   ローテート方式で行う。

1年次 2年次
4月 オリエンテーション
内科(必修分野)
必修分野・地域医療
5月 内科(必修分野)
6月 自由選択科目
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月 必修分野・救急部門
2月
3月

・内科は、1年次に計25週研修する(消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・神経内科から3科目選択)。
・救急部門は、1(2)年次の間で計8週(連続した期間でも各研修期間を合算したものでも可)研修する。
・地域医療は2年次に4週研修する(へき地医療・中小病院・診療所・在宅施設)。
・残余の研修期間(自由選択)は、研修医の希望と病院の事情を考慮して研修科を決定する。

研修期間及び研修協力施設
①必修分野
内科(4科から3科選択) 25週
外科 8週
小児科 4週
産婦人科 4週
精神科 4週
救急部門 8週
地域医療 4週
②病院で定めた必修科目

麻酔科(4週)

③選択自由科目

①・②以外に研修可能な診療科
糖尿病代謝内科、血液内科、脳神経外科、整形外科、泌尿器科、放射線科、耳鼻咽喉科、地域保健(保健所)、赤十字血液センター、病理部門

研修到達の目標

厚生労働省の「初期臨床研修到達目標」を研修の到達目標とする。なお、各科における到達目標は各科で設定する。

教育に関する行事
毎週1回の医局朝会
各科の症例検討会
剖検症例の検討会
院内医学集談会
研修医カンファレンス
手技習熟のための講習会
指導体制

研修指導は総括的には研修管理委員会がこれにあたり、科に配属された場合にはその科の指導責任者の管理監督の下で指導する。
研修医は指導医のもとで研修する。

研修医管理者(研修プログラム責任者)

腹部救急外科部長  野田 宏伸

研修の評価
研修の記録及び評価方法

研修の内容は、ローテート科の終了ごとに具体的に記録し、指導医はこれを点検し評価する。
1科終了ごとに総合評価を行い、1年ごとに研修管理委員会がこれを検閲、評価する。
研修医の自己評価、指導医評価は下記により5段階とする。

研修終了の認定及び証書の交付

研修管理委員会の評価に基づいて院長が研修終了を認定し、修了証書を授与する。

病院見学

病院見学は随時受け付けております。
日帰りはもちろん、宿泊しながらの見学も可能です。
詳しくは、総務課経営係(臨床研修事務局)までお気軽にお問い合わせ下さい。

住所 〒039-1104
青森県八戸市大字田面木字中明戸2番地
宛先 八戸赤十字病院 総務課
連絡先 TEL:0178-27-3111(内線1132)
FAX:0178-27-3121
E-MAIL:130ex001@hachinohe.jrc.or.jp

後期臨床研修医

内科領域
新専門医制度における募集について

当院では、新専門医制度にて内科専門研修プログラムを申請しております。
下記、「八戸赤十字病院内科専門研修プログラム」をご覧ください。

※掲載内容はあくまで各科領域における「一次審査」時の内容であるため、都道府県協議会での協議、日本専門医機構による二次審査を踏まえて掲載内容が変更・修正となる可能性があることを予めご了承ください。

なお、平成29年9月14日日本専門医機構ホームページにおいて、「専門医を目指す医学生・臨床研修医の皆様へ 平成30年度スタート予定の新しい専門医制度の開始に当たって」が公表されましたので、ご一読くださいますようお願いいたします。

新専門医制度プログラム
内科領域:八戸赤十字病院内科専門研修プログラム

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